仕事の流れ、進行工程は、御注文を頂くジャンルにより様々行程が変わります。
・舞台美術 ・撮影美術 ・イベント装飾 ・店舗装飾など、それぞれ微妙に違います。
ここでは代表例:舞台美術製作の場合を例にとってご説明いたします。
ご依頼の内容に関してこちらの回答で納得してもらえました後、正式に発注していただきます。
正式発注を受託後に、料金が派生します。
実製作の前に図面を描きます。
規模と予算により簡単な物で済む時と、結構な量になる場合とがあります。
まず最初に平面図と正面図を提示します。あとは正面図をパースにしたり、それに彩色したり、側面図や道具帳を付けたり、条件によりさまざまです。
図面が描けたら、それをもとに確認の打ち合わせをさせて下さい。
メール、FAX、電話でのやりとりでも良いのですが、願わくば主催者、プロデューサー、舞台監督、演出家、脚本家等の人達と一堂に会して打ち合わせができれば最高です。
(しかし、なかなかそうは出来ない場合が多いのですが)
その後、必要があれば決定図面を描き直します。
また特に要望が有れば模型制作もいたします。
図面上了承が取れましたら実製作に入ります。
規模や条件により使う素材も多種多様で、工程も様々です。
製作途中のプラン変更にも誠実に対応いたします。
途中経過報告が必要であればメール等でお送りします。
また、稽古場から使用したい小道具等が有りましたら、そちらを先に製作納品する事も可能です。
劇場または現場まで運送します。
物量、車両の大きさ、台数、距離など諸条件により運送料が変わってきます。
(搬出の時も同様です)
現場で仕込みます。
床を敷いたり、台組を組んだり、パネルを立てたり、吊り物を吊ったり様々な仕事をします。直す所があれば迅速に対応いたします。
ここでも大道具の人数、拘束日数により料金が変わってきます。(バラシの時も同様です)
演目のリハーサル及び本番中に美術バトンの昇降や各種綱元の操作、引き枠の出し入れ、その他転換があれば、現場に演出部要員を付ける事もできます。
演目が終了したら速やかに撤収します。
夜間の積み込み等、近隣への配慮もいたします。
撤収した物は当方まで運送します。
また再演等お考えで納品御希望の方は、それも可能です。
依頼者様の倉庫まで運搬もいたします。
当方で引き取った物は責任を持って廃棄いたします。
新規御注文のお客さまに対しては、原則として料金お支払い後の着手とさせていただいております。悪しからずご了承下さい。
二回目以降のお付き合いのお客様に対しては、納品日前日までのお支払いとさせていただきます。
何回か御注文をいただいたお客様とは、御相談の上、御希望の期日のお支払いにさせていただきます。
「セントラルサービス」はお客様との信頼関係に基づいた長いお付き合いを目指しています。
以上で業務完了です。
お疲れ様でした!皆様は打ち上げの席へどうぞ。
「セントラルサービス」は美術装置、大道具、小道具の実製作に入る前に、お客様との入念な打ち合わせを重視いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
当HP上の問い合わせフォームからも、電話、FAXでのお問い合わせも随時受け付けております。
可能なら、ラフな物で良いのでスケッチ、図面、写真、図版、劇場図面、チラシ、予算等の資料を添えていただければ、より的確な回答ができます。
この時点で、大雑把な見積もりはお出しできますが、種々の条件により、まだ正確な見積もりはできない場合が有ります。ご了承ください。
予算の上限が決まっているのであれば、こちらからそれに合わせたプランを提示する事も可能です。
質問、相談のお問い合わせにも誠実に対応いたします。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
舞台美術装置などの製作工程を作業風景〜完成写真をもとにご案内します。
素材・形状別に、↓下のテキストリンクから選べます。