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女郎屋(といっても男女郎なのだが)のセットを製作。於 六本木俳優座劇場。W:13m D:7m
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場所と時代に具体的な設定は無い。演出家の要望もあり、基本セットはリアルな装置ではなく無機的なイントレ組とする。
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劇中、映像を多用するので背景はホリゾント、下手にスクリーン兼用の白紗幕を張る。
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持ち出しの出道具としてW:2間の赤格子。これだけはリアルな女郎屋のイメージ。キャスター移動。
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引き戸により通過可能。可動物の中に可動物を取り付けるのは、強度等の点で少々気を使う。
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紗幕の中に茫洋と浮かび上がる濡れ場あり。
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映像スクリーンとしても使うので透過率の選択が難しい。
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高場上には安全のため手摺等を回したかった所だが、演出家の希望もあり手摺は無しとした。(出演者は怖かったはずだが....)